遮熱鋼板ラップ工法+薄型太陽光パネルが最強
(5.3Kg/㎡)+(3.1Kg/㎡)=(8.4Kg/㎡)
スレート屋根は、アスベストの問題で劣化して雨漏りがあってもそのままの状態で、室内環境改善どころか電気料削減にも程遠い状況にあります。
一部では、鋼板製のカバー工法を施工しているものの、この工法は冬場の保温効果はありますが、夏場の暑さ対策には全く効果が有りません。
そこで提案するのが、遮熱鋼板ラップ工法と薄型太陽光の組み合わせです。
薄型の太陽光発電パネルは接着型ですが、スレート屋根にはスレートの表面劣化や強度の問題で直接接着する事は出来ません。
しかし、遮熱鋼板ラップ工法施工により、金属カバー工法をすればその上に太陽光発電パネルを接着して載せる事が可能です。しかも、両者合わせても重量が8.4Kg/㎡で建物の負担も少なくて済みます。
更に、遮熱鋼板ラップ工法は省エネ60%が可能で、薄型太陽光パネルがこれに加算されることで、電気料金の大幅削減が実現します。
第一番は、非常に軽量であることです。
遮熱鋼板は5.3Kg/㎡、薄型太陽光パネルは3.1Kg/㎡で合わせても8.4Kg/㎡しかなりません。従って、両方合わせても一般的に販売されている太陽光発電パネルの半分の重量で、建物には大きな負荷がかからないのです。
第二番、太陽光パネルを載せる事によって通気層が増える事にあります。即ち、二重通気工法となり、屋根の冷却効果は更に増す事になります。
第三番は、太陽光発電パネルが日蔭効果を生み出し、通気層の温度上昇を抑えますので更なる冷却効果があります。一般屋根に太陽光パネルを載せると日蔭効果はマイナスとなりますが、このシステムでは大きなプラス効果を生み出します。